“頭がよくなる「図解思考」の技術”を読んだ。
感想
付録のカタチ一覧は本文で解説したことを図でまとめられているので便利です。書籍全体の半分ほどのページに手書きの図があるので読みやすく、また自分でも描いてみようという気にさせてくれます。自分のノートを見返すと、矢印が実線で太さも同じでした。図が小さいので困りませんが、大きい図を書くときは点線にしたり線を太くしてみます。
以下、本について。
概要
考えを図にまとめる方法が解説されています。基本は四角(丸)と矢印だけで、よくある型(フレームワーク)に当てはめるとまとめやすくなるとのことです。
目次より
1時限目 理論―「図解思考」で6つの力を手に入れる
あなたはいつもどんなメモを書いていますか?
2時限目 基本―自分の考えを「図」でまとめる方法
基本中の基本は「四角形と矢印」だけ!
図解バリエーション(1) 2つの矢印でモノの「交換」「移動」を表す
図解バリエーション(2) 2者間の「協調」「対立」を表す
図解バリエーション(3) 点線を使って「過去」「未来の予定」を表す
図解バリエーション(4) 線の太さと大きさで「強さ」「着目点」を表現する
重要なラインを太くすると、図を俯瞰して見た時に重要な流れをつかめる
図解バリエーション(5) 構成要素を「分解」して情報を整理する
業務フロー、組織階層、論理など複雑なモノは分解する
図解バリエーション(6) 「6つの分解軸」で情報を分ける
分解軸=視点:要素、絶対量、割合、変数、評価軸、時間軸
図解バリエーション(7) 「グループ化」して情報の流れを大局的に見る
類似要素を大きな四角でまとめる
3時限目 応用―効果が10倍アップする「6つのフレームワーク」活用法
思考の型=フレームワーク
よくあるフレームワーク「6パターン」
1.要素を「レベル別に分類」し「階層状」に示すツリー型
2.要素を「異なる2軸の組み合わせで示す」マトリックス型
3.要素の「時間的な流れ」を示すフロー型
4.要素の「相互依存関係」を示すサテライト型
5.要素の「循環的な流れ」を示すサイクル型
6.要素の「数量の変化」を示すグラフ型
4時限目 実践―実践!6つの例題を図解通訳してみよう
情報をインプットしながら描く「7つのコツ」
できる人が考えている「7つの質問軸」
なぜ(Why)?何を(What)?どこ(Where)?いつ(When)?だれ(Who)?どうやって(How)?どれくらい(How much)?
付録 資料の館
カタチのカタログ
カタチのマインドマップ
カタチの5W2H展開
「5つのシーン」で見る絵文字の具体的な使い方
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